クローバル・リテイラー―日本上陸を開始した巨大流通外資
2005年2月4日 読書ISBN:4492554033 単行本 為広 吉弘 東洋経済新報社 2001/03 ¥1,890
コストコ、カルフール、ブーツ、セフォラ、メトロなど日本市場に参入し始めた国際流通資本。その経営手法、事業展開のインパクト、激変する列島流通地図を描く。
世界的な流通再編の波が日本をも飲み込もうとしていますが、この後どうなる事やら・・・。世界第二位のカルフールは、どうやら撤退しそうですが、入れ替わりに最強のウォルマートがやってきそうで心配です。
日本は欧米と客層が違うし、大丈夫だよ。なんて暢気な事を言っている場合ではありませんね。つい最近も、ブラジルで一気に100店舗以上の大量出店をしたこのモンスターは、虎視眈々と日本を狙っています。
超巨大企業によって、生活が豊かになる事はあり得ないだろうし、百害あって一利無し的な状況に陥らない事を願います。まぁ、この国は仮にも資本主義国家の一員であるという建前なのだから、少しぐらい巨大資本の波に揉まれて、官僚と規制に守られた惰弱な日本企業を叩き直したほうがいいのかも知れない。
叩かれて即死する可能性大だけど・・・。
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