スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス
2010年5月7日 映画
久しぶりに観たけど、やはりこういう派手で爽快で気合の入ったハリウッド映画は面白いよね。途中で眠くなるような映画は観たくない。
始まりの物語なので、まだオビワンがジェダイ見習いだし、すごく若い(笑)。そして、悪の権化となるダース・ベーダーは、まだちびっ子である。こんな可愛い子が成長して、黒い仮面の気色悪いおっさんになってしまうのかと思うと……。
仮面キャラといえば、例えばシャアみたいに美形というのがお約束だけに、ベーダーの中の人を見た時はショックだった。この時点ではまだ子供なのだが、アナキンが小さすぎる(笑)。ポッド・レースのシーンは、かなり気合が入っているなぁ。
ところで、出てくるキャラの多くが人間に見えるけど、「遠い昔、遥か彼方の銀河系」という設定なので、人類とは無関係? 製作されなかったエピソード7以降で地球に移民とかじゃないよね……。
始まりの物語なので、まだオビワンがジェダイ見習いだし、すごく若い(笑)。そして、悪の権化となるダース・ベーダーは、まだちびっ子である。こんな可愛い子が成長して、黒い仮面の気色悪いおっさんになってしまうのかと思うと……。
仮面キャラといえば、例えばシャアみたいに美形というのがお約束だけに、ベーダーの中の人を見た時はショックだった。この時点ではまだ子供なのだが、アナキンが小さすぎる(笑)。ポッド・レースのシーンは、かなり気合が入っているなぁ。
ところで、出てくるキャラの多くが人間に見えるけど、「遠い昔、遥か彼方の銀河系」という設定なので、人類とは無関係? 製作されなかったエピソード7以降で地球に移民とかじゃないよね……。
コメントをみる |

バッドボーイズ 2 バッド
2010年5月5日 映画マイアミ警察きっての敏腕刑事コンビ、マイクとマーカスは合成麻薬エクスタシーを大量にさばいている巨大シンジケートの情報を入手し、潜入捜査に乗り込むが決定的な証拠をつかむには至らない。一方、マイクの恋人であり、マーカスの妹でもあるDEA[麻薬取締局]捜査官シドも正体不明の麻薬王に接近していた。だが、潜入捜査官であることがばれてしまい、シドはキューバへ拉致されてしまう。愛するものを助けるためキューバに乗り込む彼等が目にしたものは!?
売れた映画の続編がショボくなるという法則に当てはまらず、さらに過激なアクションが展開される。いろんな映画で悪役として登場するけど、最近はカリブ系のマフィアが流行りなのか? 利権を強奪するために、ロシア・マフィアまでバラバラに解体してしまうから恐ろしいが、最貧国が多いので、本当にやりそうなイメージがあって怖い。(穿ったイメージで見ているだけで、実際にカリブの悪党がここまでやるかどうかは知らない。)
今回は麻薬王と戦う事になるのだが、マイクの恋人であり、マーカスの妹でもあるシドが潜入捜査中なので、事態がややこしい事になる。死体に麻薬を詰めて持ち込み、紙幣を詰め替えて国外に持ち出すというカラクリを不法捜査で暴くのだが、シドの正体が発覚してしまい、キューバに連れ去られてしまう。
救出するため、不法入国までして、マフィアだけではなく、キューバの正規軍とも戦う事になるのだが、いくらなんでもやりすぎだと思う。何処の国に、仮想敵国の正規軍とやりあう警察がいるのか!? ウィル・スミス主演だから、過激でも許されるか(笑)。
それにしても、ウィル・スミスばかり格好良いキャラになっていて、マーティン・ローレンスのほうは、ひたすら駄目キャラなのが可哀想である。間違えて麻薬を飲んでしまい、ラリっているところなんて、役立たず過ぎてイライラしてくる。
コメントをみる |

旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
2010年4月30日 映画北海道旭川市旭山動物園。園長の滝沢は、老朽化し年々来場者が減り続ける動物園を立ち直らせるべく、日々奔走していた。そんな中、小さい頃からいじめられっ子で、人間よりも昆虫が好きな青年・吉田が、新人飼育係としてやって来る。情熱あふれる園長、ベテラン飼育係らとともに、少しでも動物園を盛り立てようと努力を続けるが、園への予算を渋る市長や市議会、突然のゴリラの死など、状況は悪くなるばかりだった。そこへ園内でエキノコックスの感染が発見され、とうとう廃園の危機が迫る。
今や大当たりの旭山動物園だが、少し前まで入園者が減少して廃園になりかけていたとは知らなかった。赤字運営で議会から廃園の圧力がかかる中、職員達は必死で再生策を考えるが、なかなか上手く行かない。
ゴリラは突然死するし、その死因がエキノコックスの感染だったから、大事になって行く。市の上層部は隠蔽しようとするが、園長は隠さず素直に発表。しかし飛びついたマスゴミに好き放題書かれて大炎上となる。動物の着ぐるみまで着て、必死にアピールしたところ、ささやかな市民運動に発展、なんとか廃園は間逃れるも、依然赤字経営のままである。
大阪の海遊館など、各地を視察して「見せる」ための仕掛けを考えるが、それには予算が要る。選挙で市長が交代したので、予算を獲得するため「ペンギンが空をとぶ」と言うのだが……。
コメントをみる |

麻薬捜査官を引退し、故郷に帰ってきたジョン。彼を待ち受けていたのは暗躍するジャマイカの麻薬組織だった。平穏だった街はもはや彼らの手中にあり、その魔の手が家族に迫った時、ジョンの怒りはついに爆発、次々と襲いかかる殺し屋を倒し、敵のボスがいるジャマイカへ飛んだが……。
スティーブン・セガールの顔が若すぎると思ったら、20年も前の映画なのか。麻薬捜査官を引退して戻ってきたのに、故郷はジャマイカ・マフィアに好き放題されて危険な町に変貌していた。
店でマフィア同士の抗争に巻き込まれ、捕まえた相手に逆ギレされて、妹家族が襲われる。ブチ切れたジョン(セガール)は、相手を豪快に殺して行く。さすが、アメリカ映画、悪党が単純明快で分かりやすい。日本だと、相手が暴力団だからと、元警察官が私的に制裁して行くなんて受け入れられない物語だからね。
悪がただの悪として排除されて行く姿は、北斗の拳みたいにスカッとするが、内容的にはただのB級映画である。ラスト付近、敵ボスを殺したのに再生して来るのだが、オチが下らなさすぎて笑った。
コメントをみる |

竜の子プロ原作の人気TVアニメを嵐の櫻井翔、深田恭子ほか豪華キャストで実写化したアクションコメディ。4つ集めるとどんな願いも叶うという伝説のドクロストーンを巡って、ドロンジョ率いるドロンボー一味とヤッターマンが争奪戦を繰り広げる。
一時期ネットで流れた“ヤッターマン、ハリウッドで実写化、ドロンジョ様はアンジェリーナ・ジョリー”というのがもう完璧にネタだったのは残念だけど、フカキョンでも十分に満足です。
とはいえ、現役世代のおっさんだと原作とのズレが許せないようである。なんか、異様に低評価で叩いているの、当時、リアルタイムで観ていたおっさんばかりじゃないか(笑)。
原作を知らなくても楽しめるようにとか文句つけているけど、叩いているのがほぼおっさんだけに、若い世代は普通に受け入れているんじゃないのか? とりあえず、この手の映画化では、シレーヌとの予告編が全てだったハリボテ級の「デビルマン」や、ストーリー改変が凄すぎて、CGだけは派手だけど、もう別の何かとしか思えなかった「キャシャーン」と比べて、随分とマシなんじゃない?
とりあえず、出だしはまだ恥じらいが残っているのか、ドロンジョ様の勢いというか、妙な下品さが足りずにどうかと思ったけど、フカキョンにしては随分と頑張ったんじゃなかろうか。変なダンスもちゃんと踊っているし。ボヤッキーが原作よりも遥か斜め上にキモキャラ化しているのは少し可哀想だったけど。
とりあえず、次はハリウッド・リメイク版を期待。当然、ドロンジョ様はアンジェリーナ・ジョリーで! (をいっ!)
コメントをみる |

アイ・アム・レジェンド
2010年4月18日 映画ロバート・ネビル(ウィル・スミス)は優れた科学者だが、彼でさえ、その恐ろしいウイルスを食い止めるすべを知らなかった。それは誰にも封じることができず、治すこともかなわず、しかも、人間が作り出したウイルスだった。なぜか免疫があったネビルは、荒れ果てたニューヨークで――あるいは世界で――ただ1 人生き残っている。この3年間、彼は毎日几帳面に無線でメッセージを流し続け、必死にほかの生存者を捜してきた。だが、確かに彼は“1人”ではなかった。ウイルスに侵され、変異した人間たちが闇に潜み、彼を見つめていたのだ。ネビルのあらゆる行動を監視し、彼が致命的なミスを犯すのを待っている。ネビルを駆りたてているのは唯一残った使命――おそらく人類最後にして最大の希望の実現――を果たすことだった。それは、彼自身の免疫のある血液を使ってウイルスの影響を改善する方法を見つけること。しかし、彼には圧倒的多数の敵が迫り、時間は刻々となくなっていく 。
過去作品が「吸血鬼」となっているので、そのままヴァンパイア物なのかと思ったら少し違った。この手のバイオハザード物はたくさん出ているけど、原作は50年以上前に書かれているので、当時としては斬新だったのではなかろうか。
廃墟と化したニューヨークで、ただ一人の生存者となった科学者ネビルは、愛犬と共に日中の都市を歩き、日暮れには自宅に篭る。世界が滅亡した後から始まっているので、最初は何が起こったのか分からない。
途中で過去シーンが挟み込まれ、癌治療のために開発されたクルピン・ウィルスが人類の99%を死亡させ、生き残った者も大半は光を嫌う凶暴なダーク・シーカーへと変異してしまった事が分かってくる。
これは吸血鬼というよりも、超強化版ゾンビといった感じである。やたら身体機能が向上しており、全力で襲って来る。ネビルを守ろうとしてシーカー犬に噛まれた愛犬も感染してしまう。孤独となったネビルはダーク・シーカーに特攻して死にかけるが、現れた女性に助けられる。
感染を逃れて生き残った町があるはずなので逃げようと言われるが、ウイルスを抑える薬を開発するため、ニューヨークに残ると拒むネビル。そこへ、隠れ家を見つけたダーク・シーカーの大群が襲って来る。リチャード・マシスンだから、ハリウッドのご都合主義的なハッピーエンドでは終わらないだろうとは思っていたけど、まさかそんな結末で伝説となるとは……。
ちなみに、図書館に置いてなかったので、リチャード・マシスンの原作は未読。映画化されて出て来る原作やノベライズは結構ガッカリなのが多いので買わなかったのだが、これはかなり良作っぽい。100円コーナーで見かけた時に買っておくんだった。
コメントをみる |

パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
2010年4月11日 映画七つの海を駆けめぐった海賊の時代が終ろうとしていた。世界制覇をもくろむ東インド会社のベケット卿は、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズを操り、海賊たちを次々と葬っていく。彼らの生き残る道はただ一つ。9 人の“伝説の海賊”を招集し、世界中の海賊たちを蜂起させ決戦を挑むのみ。だが、その鍵を握る9人目の人物こそ、溺死した船乗りが沈む永遠の地獄“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(海の墓場)”に囚われているキャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)だった…。総督の令嬢エリザベス(キーラ・ナイトレイ)と海賊の血を引くウィル(オーランド・ブルーム)は、甦った不死身の海賊キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)と共に、ジャック奪還の手掛りを握る中国海賊の長サオ・フェン(チョウ・ユンファ)のもとへと旅立つ。彼らの運命が再び交差するとき、海賊の史上最初にして最後の決戦の火蓋が切られる―。
四週連続とか言ってTVでやっていたのを観た。三部作なのに、何で四週連続なのかと思ったら、三作目を二週に分けていたという……。
相変わらず派手な特撮だけど、敵味方の立ち位置がよく変わるし、それぞれの思惑で勝手に動いているので、ゴチャゴチャしすぎな感じである。
深海の悪霊ディヴィ・ジョーンズを操る東インド会社のベケット卿は、海賊達を撃破して行く。九人の海賊を招集し、決戦を挑まねばならなくなるのだが、九人目がクラーケンに喰われたスパロウだから、永遠の地獄まで行って助け出さなければならなくなる。
クラーケンに喰われたスパロウを復活させるには、この男の力を借りねばと、最初は敵だったバルボッサが出て来る。なんで死者が蘇っているのか分からなかったのだが、ティア・ダルマが……なのか! 道理で、人類らしからぬ妖しげな色香が備わっている訳だ(笑)。
苦労して永遠の地獄まで赴き、スパロウを復活させるのだが、船長がバルボッサとスパロウ二人もいるような感じで、ややこしい事に。ウィル・ターナーやエリザベスも自分の思惑で好き勝手に行動するから酷い事に。くっ付いたり、裏切ったり、寝返ったりと二転三転しつつ、ようやく纏まった一行は、ベケット卿やディヴィ・ジョーンズと最終決戦。
しかし、ラスト・バトルの最中にウィルがエリザベスに求婚し、戦いながら結婚式を挙げるという、ものすごくハリウッド臭のする演出が(笑)。しかも、直後にウィルはディヴィ・ジョーンズに貫かれて死亡フラグ。
結婚直後に死亡して、深海の悪霊代わりだなんて酷すぎる(笑)。三部作完結とか言いながら、なにこの中途半端な終わり方は。しかも、売れるから第四作を製作するとか……。をい、完結してないじゃないか!
コメントをみる |

ブラック・スパイダーマンとなったピーターは、その黒いスーツがもたらす新たなパワーに酔いしれ、怒りを制御することができない。彼に何が起こったのかーー?慕っていた叔父を殺した犯人への復讐。スパイダーマンを父の仇と信じ込む親友ハリーとの決闘。未来を誓いあった恋人メリー・ジェーンとの心のすれ違い。そこに現れるグウェンとの微妙な恋愛関係。悲しき運命の連鎖が、彼を究極の戦いへと導く。さらに新たなる脅威ヴェノムがスパイダーマンに襲いかかる!戦いは、ニュー・ゴブリン、サンドマンを巻き込み、熾烈さを増していく……。
今回はストーリー展開が結構ややこしい事になっているね。まず、スパイダーマンの正体を知った親友がニュー・ゴブリンとなって、父の仇を討とうと襲ってくる。ここまでは予想通りだったのだが……。
逃走する脱獄囚が、ピーターのおじを殺害した犯人で、追い詰められて立ち入り禁止の研究施設に逃げ込んだ挙句、妙な装置に巻き込まれてサンドマン化して敵となる。
さらに、何処かから落ちてきた正体不明の黒い生命体がピーターに寄生して、ブラック・スパイダーマン化。さらに、この黒いのが、でっちあげ写真家に取り付いて、また別の敵に。
コメントをみる |

アメコミのヒーローから、ハリウッドのヒーローとなった感のあるスパイダーマン。この続編では、主人公ピーターが私生活のトラブルから、スパイダーマンとしての能力も落ち、その使命を止めようと決意する。しかし、怪人ドック・オクの出現で、彼は再びマスクを被ることに…。
なんだか、ラブロマンス比率が高まった分、前作に比べてアクションがトーンダウンしてしまったような気がします。なんと言っても、敵がイマイチだよ。変な科学者のおっさんから人工知能のある触手みたいな機械のアームが生えているだけだしさ。
ヒロインも、いまいち好きになれない。どうも、あんまり可愛く見えない。まぁ、これは好みの問題だから、スパイダーマンが気に入っているならそれで良いのかもしれないが。
最後の最後で、スパイダーマン3が製作されそうな雰囲気で終わる。あぁ、次は自分の親友が敵になって戦うハメになるんだろうな……。内容としては良く出来ているが、アクション不足な感。
コメントをみる |

気弱な学生だったピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は、ある日遺伝子操作された蜘蛛に噛まれたことから特殊能力を身につけるようになり、やがてその力を活かして密かに正義のために尽くそうとする。そんな折り、彼の友人ハリーの父ノーマン(ウィレム・デフォー)が化学実験の副作用で二重人格となり、邪悪な「グリーン・ゴブリン」と化してしまう…。
最新作にあわせて更新。実際に見たのは過去。
アメコミ・ヒーロー物の中では、かなりの出来栄えだと思う。映像美だけでなく、ご都合主義だけで悪党怪人をぶっ倒してハッピーエンドという展開にはならない。
遺伝子操作された蜘蛛にチクリとやられる前は、ただの喪男だけに、結構欠点だらけな主人公だし。自分優先で行動した結果、育ててくれたおじさんがアーーーッ! な事になってしまうし。敵になるのは、自分の親友の父親で、これがラストに向けての伏線となってしまう。
これ、ヒロインがいまいちなんだけど、アメリカ人の美的感覚は日本人と違うので、きっと海の向こうではこういう感じがモテ顔なのだろう。一重のヌメーっとした感じの日本女性なんて、国内だと全然モテない不細工女だけど、アメリカだと何故かモテるしね。
コメントをみる |

宮崎駿監督がアンデルセンの「人魚姫」をモチーフに、舞台を今日の日本に移し、幼い子供たちの愛と冒険を描いたファンタジーアニメ。崖の上の一軒家に住む少年・宗介に助けられたさかなの子・ポニョは、人間になりたいと願うようになり…。
なんだ、ハッピーエンドで終わる人魚姫だったのか。アンチが異様に沸いているので笑った。名作とか良作ではないかもしれないけど、別に普通じゃないの? 過度に期待しすぎ。これより駄目な作品なんて腐るほどあるんだし。感動の度合いで言うと、クララが立ったりネロが疲れて眠くなるほうが、1億と2000倍は全米が泣くかもしれないけど。
しかし、人魚姫だというなら、ひまわり園にいるクミコとポニョで宗介を取り合いになるという修羅場が欲しかった(をいっ!)。元は人間だったフジモトという変な魔法使いが謎だらけなんだけど、ノーチラス号の乗組員だったって本当か!? 何が原因で人間嫌いになったのか。あと、どうやって海の女神みたいなのを口説いたのかが、今世紀最大のミステリー。
母親を名前で呼び捨てにしている点とかはどうでも良い。「母親を呼び捨てするな!」と怒っている女が産んだ息子や娘のほうが、宗介よりもゆとり脳な馬鹿に育っている気がするし。海水魚? のポニョを水道から出た水につける部分は私も気になったが、ほら、あれはきっと海鮮市場にあるような海水用の水道なんだ(笑)。
人間になったポニョを誰が養育するんだ? とかいう生臭い批判まであったけど、母親二人で長時間の話し合いをしていたじゃない。きっと、あの時に養育費の話を……。母親が女神なんだから、真珠とか珊瑚とか、大航海時代時代に沈没した海賊船の金銀財宝とか、アトランティスの遺産とか、いろいろ所有して金持ちな筈だ。全地球の70%を所有する超大富豪だぞ!?
ポニョも、今はあんな外見だけど、成長すれば、きっと女神様みたいなハリウッド女優級の美女になるんだから、宗介の嫁候補として育ててやれよ。フジモト似に成長しちゃった場合はガッカリだけど。声優は本職を使えという意見には賛同したい。
コメントをみる |

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
2010年2月4日 映画何の目的もなくただ漠然と生きている平凡な高校生・山本陽介(市原隼人)は、ある時、美少女・雪崎絵理(関めぐみ)と出会い現実とは思えない光景を目にする。唸るチェーンソーを振り回す大男が空から降ってきたのだ!颯爽とナイフを投げ立ち向かっていく絵理。立て続けに投げたナイフが心臓に命中するが、チェーンソー男は再び空のかなたに飛んで消えてしまった・・・。陽介はバイク事故で死んだ親友の能登(三浦春馬)へのライバル心から『彼女を守ってかっこよく死ねるなら最高だ』と考え絵理のサポートを決意する。目的のない青春の日々を埋めるかのように夜な夜な不死身のチェーンソー男との戦いに没頭していく二人。少しずつ距離が近づいていく二人だが、次第に強さを増すチェーンソー男。それは何故なのか?そしてこの戦いの意味は?チェーンソー男の正体は?そしてついに、最終決戦の時が訪れる・・・。
なんだこれ!? 知らない間に映像化されているじゃないか。しかし、題材がラノベっぽいだけに、きっとペラい内容なのだろうと期待せずに観る。
ある晩、平凡なヘタレ少年が公園で出会った女子高生は、空から襲いかかってくる謎のチェーン・ソー男と戦う戦士だった!? 特撮を効かせれば効かせる程、どんどんペラい感じに浮いてしまうのは何でだろう。内容自体が大したことないので、どうアレンジしても良作にはなり得ないよなぁ。
これは実写よりも、アニメ化のほうが似合うんじゃなかろうか。とりあえず、雪崎絵理役の関めぐみは可愛かった。
コメントをみる |

エラゴン 遺志を継ぐ者
2010年1月29日 映画原作者のクリストファー・パオリーニは、わずか17歳でこの物語を書き上げ、その後、世界中でベストセラーを記録。満を持しての映画化だったが、期待にこたえるには、やや物足りない仕上がりになってしまった。舞台は、美しくも過酷な自然を擁するアラゲイジアという帝国。農場で暮らす17歳の少年、エラゴンが、森の中で見つけた青い卵を孵化させる。生まれたのは、翼を持った雌のドラゴン、サフィラ。邪悪な王によって滅ぼされた伝説の「ドラゴンライダー」を復活させるため、エラゴンの大冒険が始まる。
読もうと思っていたら、映画化の影響で予約が殺到。すっかり読む気を失ってしまったので、原作は未読。映画化はされていたものの、あまり良い評判を聞かないので、これもハズしたかなと思い、さほど期待せずに観る。
帝国による圧政→何処にでもいそうな少年が拾ったのはドラゴンの卵→ドラゴンに乗って、反乱軍と戦う。なんというか、この手の物語はもう見飽きた。
うーむ、原作を知らないだけに、比べようが無いのだけど、映画単独で観た限りでは、少し残念な感じの微妙作。どこがどう悪いのかよく分からないけど、何かが足りない。シーンひとつひとつが駆け足なのに、なんとなく間延びしてダラダラ続く感じ。例えるなら、味が薄くて伸びるのが早過ぎる、微妙な味わいの麺類を食べた時のような気分。
映像も設定も頑張っているのに、ネタとしか思えない駄作に近い、ペラい感じがするのは何でだろう……。
コメントをみる |

バタフライ・エフェクト
2010年1月25日 映画アシュトン・カッチャーが、心理学を学ぶ大学生を演じる。彼は子供のころの日記を読み返して、自分の過去を訪れ、トラウマになっている出来事を変えることができることに気づき、以前の不幸な結果を良くしたいと願う。だがその代わりに、「バタフライ・エフェクト」というカオス理論による向こう見ずな経験が、悪夢のように続く様々な出来事となる。どの出来事も彼や彼の友人たちにとって悲惨な結末となる。この興味深い前提条件は、いくつかの面白いひねりによって探求されるが、児童ポルノ、動物虐待、神を冒涜する暴力的な子どもたちといったわき筋によって娯楽映画と呼べる作品になっている。
過去改変を試みる作品の中では、秀作だと思う。時々、自分の記憶が無くなる主人公。様々な事件が未来を悲惨なものに変えて行く。主人公は青年になってから、自分の過去改変能力と、記憶が欠如している理由を知ってしまうのだが、ヒロインを救おうとすればするほど、どんどん悪い方へと転がって行くのが哀れ。
青年の記憶が欠如している部分は、ただの記憶喪失ではなくて、後で……ために空白となっている。途切れている記憶が後半で埋まって行くのは、なかなか上手く出来ている。
しかし、過去をどう転がしても、ハッピーエンドが無いんだね。彼女を助けるため、全ての接点を断ち切ってしまうのが可哀想すぎる。見知らぬ他人同士として街角ですれ違って行く二人に、全米が泣いた!
一部のDVDだと、別ENDも入っているみたいなのだが、え!? 全部で4つもあるの?
コメントをみる |

トゥームレイダー 2
2010年1月24日 映画大人気ゲームソフトのヒロイン、ララ・クロフトを映画化したシリーズ第2弾。今回のララの使命は、開けば世界を破滅させる「パンドラの箱」がテロリストの手に渡るのを阻止すること。そのためには、彼らがすでに手にした、箱の位置を教える「黄金の珠」を取り戻さなければならない。
地震によってギリシャの海底に現れる神殿に始まり、香港、上海、さらにアフリカのキリマンジャロへと向かうララのアドベンチャーは、壮大なスケール。ララ役のアンジェリーナ・ジョリーは、崖からロープで真っ逆さまに滑り降り、ジェットスキー、バイクに乗ってのガン・アクションなどをスタントなしでこなし、セクシーな水着姿を惜しげもなく披露する。テロリストのアジトを探すために彼女は昔の恋人に頼るのだが、そのあたりでは微妙な女心もチラリ。そのほかにも香港の超高層ビルからのダイビングや、キリマンジャロに出現する驚くべき相手とのバトル…と圧巻シーンの連続で、アクション、ドラマともに満足度はクリアしているものの、パート1が登場したときの衝撃には欠ける。これも続編の難しさだろう。
チラホラと文句もある様だけど、ゲームネタにしては、かなり健闘している部類だと思う。一作目程、インパクトは無いかもしれないが、人気映画の続編で壁を超えて行ける神作品なんて、そう多く無いのだから、続編は駄作の法則に当てはまっていないだけで、十分美味しい。
すでに観た事はあるのだが、アンジェリーナ・ジョリーが格好良すぎて、また観てしまった。典型的なハリウッド映画で、特撮、アクション、ご都合主義満載なので、頭を空にして楽しむ系統。
まあ、内容そっちのけで、アンジェリーナ・ジョリーしか見てないけどね(をいっ!)。
コメントをみる |

デトロイト・メタル・シティ
2010年1月23日 映画 コメント (2)若杉公徳の人気漫画を松山ケンイチ主演で映画化。お洒落な渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て上京した心優しき青年・根岸崇一は、なぜかデスメタルバンドのギターボーカル、ヨハネ・クラウザー2世として活動することになり…。
強烈なビジュアルが気になっていたのだが、原作は読んだ事が無い。予備知識皆無で観たので面白かったけど、一部の原作信者に酷評されているので、原作のほうは、もっと凄いの?
ポップ系を目指していたのに、何故かデスメタルでブレイクしてしまった男の悲劇というか喜劇というか……。自分がやりたい事と違う方向に才能が開花してしまうという部分では、少し悲劇なのかもしれないけど、XYZ軸全方向において、全く鳴かず飛ばずの脇役人生を歩む人間が大半なのだから、これはこれで受け入れて高みに昇って行くべきだと思う。
つまり、何もかもが呪われているようなハズレクジ人生と比べたら、贅沢すぎる悩みであって、ちっとも悲劇ではない。むしろ、王道(デスメタルだから魔道とかかもしれないが)人生でウハウハ状態だろう?
中には、美術の道を志したのに才能が無く、何故か独裁者になってしまった男もいるので、妙な方向に才能が開花した場合には、世界的な悲劇になったりする事も、稀にあるけどね(汗)。
天使にラブ・ソングを…
2010年1月22日 映画殺人現場を目撃してしまったクラブ歌手のデロリスは、ギャングに命をねらわれるはめになる。デロリスが身を隠した場所は、お堅い修道院。最初はおとなしく隠れていたが、聖歌隊のリーダーになって本領を発揮。ヘタクソなコーラスがソウルやロックのリズミカルな賛美歌に変わり、街中で評判になってテレビ中継までされてしまった。だが、それにギャングが気づかないわけがない。デロリスの無事は…。
敬けんなシスターたちが、デロリスの指揮にのせられてノリノリでゴスペルを歌う姿は、まさにアメリカ発のゴスペルの奥の深さを実感できるシーンだ。最後はちょっとほろりとするヒューマンコメディーでもある。
もう何度も観ているけれども、放送されていたから、また観た。イケメンや美女皆無で、よくここまで売れたものだ。シスター軍団も、ちょっと地味可愛い感じのウェンディ・マッケナがいるだけで、あとは完璧にオバサンばかりだしなぁ。
超下手糞で統制が取れない聖歌隊が、ギャングから身を隠すため修道院に入れられたデロリスの指揮で、格好良くアレンジされて行くのが素晴らしい。歌が聞きたくて、ついつい何度でも観てしまう。
最近、ウーピー・ゴールドバーグを見なくなったと思ったら、女優は引退したんだね。
コメントをみる |

新潟中越地震、発生。一瞬にして山々は崩れ、地面は裂け、家々が崩れ落ちる。家にいた彩(佐々木麻緒)と優造(宇津井健)は倒壊した家屋の下敷きになり、大ケガを負う。仕事のために山古志を離れていた優一(船越英一郎)と、小学校に行っていた亮太(広田亮平)は危うく難を逃れるが、大きな地震が続き、亡き母の妹である冴子(松本明子)や小学校の担任(小林麻央)たちと避難所で救助を待つしかなかった。
やっぱり、犬猫相手だと巷の評価も甘くなるし、容易く目から汗が出るんだね。とりあえず、セカチューの1万と2000倍は泣けるけど、別にスペシャルな技を披露する犬が出てくる訳でもなく、内容としてはごく普通なんじゃないの? 感動の実話なら、この程度のは腐るほどある訳だし。
題名が「マリと子犬の物語」だから、女の子がマリで、わんこが子犬なのだとばかり思っていたら……。子犬がアッという間に大きくなって、子犬を産んでいるじゃないか。で、母親犬の名前がマリなんだね。
地震で分断された村に、そのまま居残りする程度なら、普通にありそうな話だと思う。世の中には、南極に置き去りにされて生き残ったり、飼い主とはぐれて大陸横断して追いかけたりする犬猫もいるので。
今までで一番驚いたのは、東南アジアの何処かの港で飼い主の船に乗り遅れた犬が、別の船に密航して先回りした話だなぁ。愛犬と分かれて嘆いていた飼い主が日本に入港したところ、先に入国していた犬が港で出迎えたという奇跡の物語(笑)。どうやって、日本行きの船を見分けたのか謎である。
コメントをみる |

1930年代、恐慌時代のニューヨーク。野心的で無謀な映画監督デナムは、史上最大の冒険映画を撮影するため、映画会社の反対を押し切って強引に船出した。行き先は地図にものらない幻の孤島「髑髏島(スカル・アイランド)」。誠実な脚本家ジャック・ドリスコルと、美しく優しさに溢れる女優アン・ダロウはデナムの熱意にほだされ航海を共にする。壮絶な航海の中、ついに辿り着いた髑髏島。だが島に上陸した途端、一行は原住民に襲われ、アンがさらわれた! 乗組員たちは彼女を救いにジャングル深く入ってゆく。一方アンにも、想像を絶する体験が待っていた---!
ただのリメイクだと舐めていたけど、映像が凄いっ! ストーリー的には、未開の島から巨大ゴリラを連れてきて……と、重要な部分はそのままなのだが、髑髏島の豊かな生態系が凄すぎる。
豊かな生態系というか、全部ビッグサイズで、恐竜までいるから何そのジュラシック・パークは? 状態。美女を攫ったキングコングが暴れて男連中が谷底まで落とされるシーンがキモすぎる。落ちた先の薄暗い場所は巨大昆虫がウヨウヨ。特に、牙が生えた巨大ヒルみたいな生物の気色悪さといったらもう……。
それにしても、キングコングと美女では、まるで人間とリカちゃん人形くらいサイズが違う。それなのに、バンバン振り回すのは如何なものか。普通の人間は、こんなに振り回されたら死んでしまうと思う。このお姉さん、生命力強いな。もしかして人造人間18号さん!?
コメントをみる |
