図説 失われた聖櫃(アーク)
2005年2月5日 読書ISBN:4562028807 単行本 Herman Vuijsje 原書房 1996/12 ¥1,835
紀元前587年、エルサレム神殿破壊の折、ユダヤ教世界で最も重要な聖遺物、聖櫃が消えてしまった…。十戒の石板を納めた聖櫃、神々の足跡を辿る、謎と神秘への旅。
目次
1 失われた聖櫃を求めて
2 死海文書の秘密
3 トリノの聖骸布の謎―聖骸布は本物か
4 巡礼の道―不思議な再生
5 聖杯を求めて―聖杯城モンセギュール伝説
6 ヘントの祭壇画―盗まれた「神の小羊」
あれですよ、あれ!
そう、ハリソン・フォード扮するインディ・ジョーンズ博士が捜し求めた超古代兵器?です。それを狙うナチス・ドイツも現れたりするから、もう大変。
その失われた聖櫃(アーク)を求めての旅と考察。いろいろとオカルト要素の多い本ですが、読み物としてはなかなかです。結局、水曜スペシャル探検隊の如く、結論は出ないのですが、無駄に男のロマンをかきたてられます。
星々の海を渡ったり、失われた超古代文明に想いを馳せる男。
今日のおかずの材料が安く手に入るスーパーを捜し求める女。
実は、男のほうが女よりも夢を見ている気がするのですが、気のせい?
男は花を、女は団子を見つめている。
聖櫃、本当にアメリカの倉庫に眠っていたりして……。
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