ISBN:4047136409 コミック ツガノ ガク 角川書店 2004/07/01 ¥567
理科室でラベンダーの香りを嗅いでから、《時間跳躍能力》に目覚めた和子。未知の力に戸惑いつつも高校生活最後の一年を謳歌する彼女の前に、謎の新任教師・緑が現れて……。平成版「時かけ」感動のクライマックス!

なんだか、難しい事を考えていたら頭が痛くなって来ますな。

それにしても、こうやって今パソコンに向かっている事も、すでに確定された未来をなぞっているだけなのだとしたら、恐ろしい話です。事故も病気も偶然ではなく、予め決められたシナリオだという事になるのだから。

主人公は過去に干渉して過去を変更していますね。ここはやはり、過去の変更は可能であると思いたい。我々には自由意志が存在しないなどという恐ろしい可能性は否定したいしね。

しかし、黒猫情報局(どこだよ、それ)が調査した結果、恐るべきタイムリープ理論が……。

ある説によると時間は連続しておらず、部分部分の連なりである。その連なりは高位次元上に別の時空間として同時に存在している。周波数が異なる為、同時に存在する過去や未来へ行く事は出来ないが、周波数をそれぞれの時間に合わせる事により、時空転移が可能となる。例え、この方法を用いて過去を改変しても、同時に存在する過去は予め未来からの改変をも計算された世界であるので、すでに確定された干渉となり、過去の改変は実際には行われていない事になる。解りにくいが、これが本当だとしたら、やはり未来もすでに確定されているという事に……。ならば、我々の運命は、生まれる以前から既に確定されており、自由意志は存在しない。

でも、時空転移自体がただの想像なのでしょ?
そう思った方……。上記の理論が正解か否かはともかく、時空転移は実際に起こっているらしい。バミューダ・トライアングル上空で消息を絶った飛行機が10分後に同じ場所から現れ、パイロットの時計が10分遅れていたそうだ。飛行機は静止していないのだから、瞬時に10分が経過しなければ、同じ場所から現れる事は出来ない。この不可解な事件は、時空転移でなければ説明がつかない。
 
 
 
そういえば私、何度か予知夢を視た事がありますが、あれも既に確定された未来を視ていただけなのかも知れない。人間なんて、誰かが操作するゲームのキャラのような存在にすぎない。ドラクエの勇者も2次元世界で自由意志があると錯覚して、フィールドを歩いているのかもしれない。だが、その勇者を実際に操るのは人間という名の神だ。

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