Zカー(光文社新書001)
2005年3月29日 読書ISBN:4334031013 新書 財部 誠一 光文社 2001/10 ¥714
Zカーの父・片山豊とカルロス・ゴーンの固い握手。そこから新しい歴史が始まった。ニューZが復活する。そこに込められた大きな意味とは?アメリカ日産の社長としてダットサンを輸入車ナンバーワンに育て上げた片山豊の物語は、日本人が失ったもの作りのスピリットそのものだった。そしてそのDNAは、さまざまな人に受け継がれていたのであった。
本書を読めば明らかになる日産の光と影。
キーワードは『Z』
日産が低迷していたのが必然ならば、カルロス・ゴーンが日産を蘇らせたのもまた必然。意外なところでゴーンと日産に繋がりがあったんだ。それにしても、大企業病というものは恐ろしいです。いや、大企業に限らず全ての企業に言える事だが、人を正当に評価出来ない会社は恨まれ、やがては自らにその恨みが還って来るものです。
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