コールド・ファイア(下)
2005年6月12日 読書ISBN:416730967X 文庫 大久保 寛 文芸春秋 1996/08 ¥570
ヒューッ、ヒューッと繰り返す不気味な音、蠕動する壁…ホリーはいつしかジムの見る悪夢を共有するようになる。それはジムの異常な能力と根源でつながっているらしい。ついに二人は、手を取り合って夢の源へと探索の旅に出、そして見た!生きもののように赤く光る池、古ぼけた怪しの風車小屋、そして…。
後半部分は、なんだかホラーっぽくなってきました。その男に予知能力を付与している謎の存在が神ではなく、何か得たいの知れない邪悪な……。夢の中から現実世界に現れて襲い掛かる異形の何か。でも実際には、その正体は!!
すごいよ、その予測不可能な急展開は!!
力を与えてる存在がまさか・・・(ネタバレするから秘密です)
だったなんてっ!!
ラスト2ページのオチが素晴らしい。
やはり物語はこのように終わって欲しい。
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