DVD 松竹 2004/10/23 ¥4,935
そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。
子供騙しかと思ったら、特撮全開で斜め上方向に面白い。アンドロ軍団のツメロボットや火炎ロボットがザッザッて行進するシーンなんて、大昔のアニメの雰囲気が出てて、それでいて特撮バリバリなのが良いと思う。それにしても、かなりストーリーが変わってしまっている。ブライキングボスが悪者っぽくないし。むしろ、人間のほうが邪悪な存在だ。
ブライキングボスといえば、唐沢くんがボスなのには笑った。ブライキングボスの邪悪なイメージ潰れまくりだ。仲間を虐殺され、生き残った4人だけで廃墟と化した古城(設定ではモスクワあたりらしい)に辿り着き、ロボ軍団を使って人類に宣戦布告する。
残念だったのは、ボスの部下が例の掛け声やってくれなかった事。ほら、確かアニメ版では「ヤルッツェ・ブラッケン」? とか言ってたでしょ!? あとは、フレンダーがただの犬だったのも……。何でちゃんと変形して空を飛ばないんだ!?
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