トリビアの泉〈第1巻〉―へぇの本
2005年10月20日 読書ISBN:4063527026 単行本 フジテレビトリビア普及委員会 講談社 2003/06 ¥1,000
本書は2002年10月〜2003年3月にかけてフジテレビで深夜に放送されたバラエティ番組『トリビアの泉』を書物としてまとめたものである。『トリビアの泉』とは、視聴者から投稿された、人生にまったく必要のない無駄な知識(=トリビア)を品評する場である。無駄な知識で感動できる喜び、すぐにでも他人に広めたくなるような知識を、出演者と視聴者が共有することを目的としている。生きていくうえでは役に立たないが、その知識を身につけることにより妙な満足感が味わえる。そしてなぜかウキウキする。そんな番組である。
本当に役に立たない無駄知識が満載だ。
こういうの読むと、ますます
「しょうもない事ばかり、よく知ってるな!」
と言われてしまう回数が増えそうだよ(よく言われます)。
「へえ!」というよりも、「ふーん」って感じのネタが多いんだけど(もう知ってる内容だったり、知らなかったけどだからどうなんだよ?ってのが多いから)、中には「へえ!」な無駄知識もあったりする。
この巻の最高点を出したのは、「できるかな」のノッポさんがしゃべったというネタだったが、これは正直「ふーん」だった。だって、知ってましたから。やはり、知らないネタで、かつ興味をひくネタでなかれば「へえ!」とはならないよな。
個人的に「へえ!」の琴線に触れたネタはこれだ!
「プーマ」の創始者と「アディダス」の創始者は兄弟である
どうやら、兄弟喧嘩で別れたのが大きくなったらしいが、すごい兄弟喧嘩だよな。
もうひとつ。
国道には途中で階段になっているものがある
青森にある国道339号線は途中で民家の横を抜ける小道(原付と自転車くらいしか通れんぞ!)を抜けて、ついには階段に!!1974年に国土庁(当事)の道路路政課が現地を見ずに国道と認定した為らしいが、さすが役人!素晴らしいまでのお役所仕事だよな。もし狙ってやったのなら、そのギャグ・センスの良さに拍手してあげたい。
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