ISBN:4875023456 単行本 伊藤 清司 工作舎 2001/01 ¥3,360
不可思議な鳥獣、異様異体の鬼神たちが次々に登場する「怪奇鳥獣図巻」は、江戸の無名の絵師によって描かれた極彩色の絵巻物。中国古代の奇怪な博物誌『山海経』からの引用を中心としつつ、来歴不明の「妖怪」たちも少なからず顔を見せる。古代中国と江戸期日本のイマジネーションが交差する幻の妖怪絵巻の全貌をオールカラーで初公開。

精衛、数斯、駝鶏、長尾鶏、神陸、比翼鳥、燭陰……

なんだか十二国記に出てきそうな異形の鳥獣ばかりだ。フリガナ無いと読めないの多いし、書き出そうにもどうやって変換したら出現するのかさえわからない漢字だらけ。知っているし読めるのは九尾狐と獏くらいだ。それにしても、昔の人は想像力豊かだなぁ。今の人間は現実を知りすぎて想像力を無くしてしまったのかも知れない。

とにかく、眺めているだけでも楽しい一冊。

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