アメリカ病(新潮新書012)
2006年1月16日 読書ISBN:4106100126 新書 矢部 武 新潮社 2003/05 ¥714
いま明らかにアメリカがおかしい。外交や政治・経済ばかりではない。もっと根幹にある日常の空気に目を向けてみると、見えてくるのは何かにとりつかれた病的な姿だ。過剰なまでの健康志向、心療内科の隆盛、ペニス拡大手術や女性の豊胸手術の流行、そして“正しさ”への盲信…もはやどこを見渡しても末期症状。強迫観念に覆われた米国社会を精神分析する。
アメリカは病んでいる。かなりどうしようもない国になりつつある。ブッシュなんてとんでもない人が大統領になってから、ますます危険な方向へ走っていると思う。にも関わらず、危機感を感じないのは何故だろうかと思い、気づいた。
そうだ、腐っても鯛。
日本病よりはマシなのである。
日本の病気はもう、治しようが無いとこまで悪化している。
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