ISBN:4757515677 コミック 住吉 文子 スクウェア・エニックス 2005/10/27 ¥580
わたし、カワイくないんです! 地球とは美醜が真逆の星からやってきた美少女アイミ。自分をブチャイクだと思い、生きてきた彼女が、真性ナルシストの恭哉と出会ってしまった! 二人の価値観は周囲に迷惑と勘違いと笑いを巻き起こすことに…。異種ラブコメ意欲作!!

美の基準が真逆の世界があって、そこから来る(或いは行く)というテーマは使い古されているけれども、安定して売れるパターンのひとつである。地球とは別の惑星上に、人類そっくりの文明を築き上げた人々(?)がいて、何故か文化、文明もコピーしたように同じ、但し美の基準だけが真逆だという世界がある。そこでアイミはその醜さ(地球基準では美少女)故に、シンデレラの如く姉や母から虐待されていた。ある日、姉に水の中に突き落とされて、気がつけば所持していた卵の魔力で地球の海岸に打ち上げられていたというオープニング。

美の価値観は必ずしも一様ではなく、時代によって変遷していくので、現在の基準も絶対的なものでは無い。現に平安時代の美女基準なんて、今ではかなりブサイクの部類に入っているだろうし、肥満体型が美女とされる部族も存在する。現在だけでも、10年も違えば流行の顔は違ってくるし、モテナイ人は美的感覚が少しズレた世界へ行けばいい感じでウケると思うよ。真逆まで極端な世界へ行くのは難しくても、例えば一重瞼でノッペリした顔の人の場合、日本では売れない顔だけど、アメリカへ行ったらモテるはずだ。何故かアメリカ人にはノッペリ顔が可愛く見えるらしい。ハリウッド映画とか観てご覧、そういう東洋系美人(?)が売れ筋になってるから。群●うこだって、アメリカではモテるはずだ。

はぁ……(ため息)、おいらも石原裕次郎が活躍した世代で生まれていたら、売れ筋だったかもしれないのに……。

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