滅びのマヤウェル―その仮面をはずして
2006年6月8日 このライトノベルがすごい?ISBN:4086302586 文庫 岡崎 裕信 集英社 2005/09 ¥580
倉持ユーキには誰にも言えない秘密があった。だが、のっぺらぼうを自称する美少女・真綾にそれを知られてしまい二人は同居する事になる。彼女との奇妙だが平穏な日々の中、ユーキは皆に秘密を打ち明ける決心をするが…。黒い影が街中にあふれ、人々の心が変わり始める。少女のまっすぐな想いは全てを巻き込んでしまう。伝説の黒魚があふれ戦場と化す学園で、ユーキは全てを救えるのか。
電車内でのっぺらぼうのお化けを見た日、いきなり見た事の無い美少女中学生につきまとわれる。なぜか主人公ユーキの秘密を知っており、中学生なのにユーキの高校に入り浸り、駅前のマンガ喫茶に通いつめ、ユーキの家にも居候状態に。しかも、頭がおかしいのか、妙な言動ばかりの電波系少女。しかし、その正体は……。諸事情により、幼なじみの告白を断った日、空に魚が泳いでいて……。
という、いかにもラノベな設定。文体は痛くも痒くも無く、まぁ普通。戦う相手が敵っぽくないから、ちょっと盛り上がりには欠けるかもしれない。黒属性が出てくるから、個人的にはちょっとだけニヤリとしたけど。
このラノベは、中学生が変身するけど魔法少女モノでは無い。
★★★
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