つめたいよるに

2006年7月31日 読書
ISBN:4101339139 文庫 江國 香織 新潮社 1996/05 ¥420
デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまった―。たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日乗った電車で、わたしはハンサムな男の子に巡り合った…。出会いと別れの不思議な一日を綴った「デューク」。コンビニでバイトする大学生のクリスマスイブを描いた「とくべつな早朝」。デビュー作「桃子」を含む珠玉の21編を収録した待望の短編集。

これ、いろんな出版社から出ていて、どれにするか迷ったが、これにした。普通の話かと思って油断したら、後ろから江國香織に背中を押されて、ストンと非日常に落とされてしまった。短編集なので読みやすいが、児童書としても出てるのはどうだろうか? 子供が読んでも深い部分まで見えてこないような気がするのだが。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索