ISBN:4061819275 単行本(ソフトカバー) 森 博嗣 講談社 1996/09 ¥945
伝説的数学者、天王寺翔蔵博士の住む三ツ星館でクリスマスパーティーが行われる。人々がプラネタリウムに見とれている間に、庭に立つ大きなブロンズのオリオン像が忽然と消えた。博士は言う。「この謎が解けるか?」像が再び現れた時、そこには部屋の中にいたはずの女性が死んでいた。しかも、彼女の部屋からは、別の死体が発見された。パーティーに招待されていた犀川助教授と西之園萌絵は、不可思議な謎と殺人の真相に挑戦する。
久しぶりにS&Mシリーズを読み進める。全然図書館に無いと思ったら……。別館に移動されておりました。取り寄せ手配しないと読めなくなってしまった様だ。旬なうちに読まないと開架から消えてしまうから気をつけないといけない。
今回は、すぐに仕掛けがわかった。ミステリー嫌いで頭が固いおいらがネタに気がつくなんて、極めて珍しい事である。まぁ、あんまりヒネリも無かったからね。ミステリー要素よりも、萌絵が活躍してアクション要素が強い感じだ。しかし、最後の最後で、謎がひとつ残される。一体、残された最後の一人は誰なのか?
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