押入れのちよ

2006年11月12日 読書
ISBN:4104689025 単行本 荻原 浩 新潮社 ¥1,575
今ならこの物件、かわいい女の子(14歳・明治生まれ)がついてきます…。幽霊とサラリーマンの奇妙な同居を描いた表題作ほか、「木下闇」「殺意のレシピ」「介護の鬼」など全9話を収録した、ぞくりと切ない傑作短編集。

期待していたのだが、ハズした。ぞくりとせつない物語とキャッチついているけど、怖くもせつなくも無かった。読んでいて、人間に対する不快感が増幅するような話が多い。まあ、人間の卑しさはよく現れているけれど。下手じゃないけど、後味悪い話が多すぎて、今後も荻原浩を読むかどうかは微妙。他のは面白いのかね?

表題のちよも怖いというよりは哀れ。なんだか存在感ありすぎで、幽霊というよりは座敷童子みたいだ。

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