ISBN:4092903227 単行本 橋本 恵 小学館 ¥1,575
『デモナータ』2幕となる『悪魔の盗人』の主人公は、カーネル・フレックという少年。
カーネルは他の子には見えない「あるもの」が見えるために、いつも変人あつかいされ、自分に自信がもてないでいる。
そんなある日、カーネルは思いがけない事態に直面し、いままで知らなかった世界や、自分の意外な才能に気づく。
しかし、カーネルをまっていたのは、悲しい運命だった。

このシリーズでは、主人公は全部で3人らしい。で、2巻では前作とは違う人物が主人公となります。

その少年は、光の欠片が見える。周囲の人間は、それを幻影としか捉えていないのだが、実は異界へと続く窓を解き放つ事が出来るのだ!

ある日、村に住む魔女みたいなキチガイ老婆が学校で身体を炸裂させて悪魔を召還する。召還された悪魔は教師や生徒を虐殺し、主人公カーネルの弟を奪い、魔界へと消えさる。カーネルは悪魔を追ってデモナータへと踏み込むのだが……。

魔界デモナータで悪魔と戦う魔術集団と共に弟を連れ去った悪魔を負うカーネル。やがて、魔将ロード・ロスの禍々しい城に辿り着き、驚愕の事実が発覚する。果たして、悪魔の盗人とは誰か! 

最後の最後で前作と繋がり、読者はカーネルの正体を知る事になる。
またしてもやってくれました、ダレン・シャン。上手いな。

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