ISBN:4309013260 単行本 濱田 順子 河出書房新社 ¥1,260
「わたし」と「ぼく」と「オレ」-三人の高校生のひと夏を描きつつ、この時代の真の絶望を淡々とうたう。第36回文芸賞受賞作。

第122回芥川賞候補作。

うーむ、これも微妙だな。話がグダグダでメリハリも無いから何が言いたいのか良くわからない。エンタじゃないから面白くもない。登場人物もキャラが立っていないから見分けにくいし、印象に残らない。

多少は小道具として使われている知識の分、上乗せされてはいるけれども、その上澄みが無かったら、ネットに転がっている厨房文学と同レベルな気がする。こういうの、投稿小説ページにたくさん落ちているぞ。本も薄いけど、中身も薄味な一冊でした。
 

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