機動戦士ガンダムSEED DESTINY 7
2007年2月18日 アニメ・マンガDVD バンダイビジュアル 2005/08/26 ¥6,300
悲劇のはじまり。「ガンダムSEED DESTINY」版「ロミオとジュリエット」は2つの物語が交差する。ステラとシン、カガリとアスラン――。ステラの正体は、地球連合軍の強化人間だった。シンは地球連合軍にステラを返す。ふたりが戦場で出会わないことを祈りながら。アスランもまたオーブ軍と戦う。苦悩するカガリはアスランと戦うことになろうと戦場へとむかうことを決心する。キラとともに戦場に向かうカガリ。キラとカガリが属するアークエンジェル、地球連合軍、そしてザフトのシンとアスラン。三つ巴で戦いはとどまることなく激化する。倒れるものが次々と出ていく中、恋人たちの結末はどうなっていくのか。戦局は混迷を極める!
敵味方ゴチャゴチャになったままで、もう何がなんだか……。結局、エゴvsエゴvsキレイ事ってところでしょうか。しかし、キレイ事の部分に最強のヤツがいるから、非常にタチが悪い。本来の主人公は、カミーユをなぞらえつつも、さらにお子様。こんな子供が赤い服というのは、大佐に失礼じゃないのか?
どうでもいいけど、この巻の真の主役はトダカ一佐です。漢だ!! ここで散るには、あまりにも惜しい人材でした。どうせなら、あの馬鹿男も巻き添えにして欲しかったが、今後の国政を考えて、たとえ馬鹿であっても、カガリ不在の折に指導者を失うのは得策ではないとの判断であろう。立派すぎます。
それにしても、オリジナルでは喧嘩両成敗とはいえ、ややジオンのほうが悪であったが、この作品に関しては、どう転んでも地球のほうが極悪ですな。これは、極悪非道な正義のテロ国家A国に対する牽制球でしょうか。
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