DVD ジェネオン エンタテインメント 2003/12/10 ￥5，250
同人ゲームとして異例の大ヒットを記録した作品を原作に製作されたTVアニメーション作品。幼い頃、大事故にあいながらも奇跡的に一命を取り留めた少年・遠野志貴。それをきっかけにして、彼には人の目には見えない「モノの壊れやすい線」（＝そこに刃物を通せばどんなモノでも壊すことが出来る線）が見えるようになっていた。事件後、親戚の家に預けられ、線を見えなくする眼鏡をかけることで日常生活を営んできた志貴は、高校生になり、父の死を契機に実家へと戻る。だがその町では連続殺人事件が発生しており、彼はその背後にある吸血鬼の戦いへと巻き込まれていく。日常世界での生活と、非日常の戦いの世界、そして互いの世界で志貴を取り巻く複数の少女たちの狭間で思い悩む少年を描く、青春ホラードラマが展開する。
これも、評価真っ二つ。何も知らない初心者には概ね高評価。原作派からは叩きのめされる模様。個人的には元ネタを全く知らないので楽しめた。原作はお笑い要素があるらしいのだが、かなり暗い内容でホラーかダークファンタジー風味になってしまっているので、従来のファンが求めているモノとは全然違う方向へ行ってしまったのだろう。
映像は綺麗だけど、この時点では何がなんだか訳がわからない。あらゆる物に赤い線が入っているのが見える高校生が主人公。その線を傷つけると、物は壊れてしまうのだ。無機物、有機物問わず。つまり、人間に入っている線を破壊すると、バラバラ猟奇殺人事件になってしまう（笑）。
当主となった妹（この人も多分、高校生。まさか中学生じゃないだろうから）に呼び戻された主人公は、超豪華なお屋敷での規則正しすぎる修道院のような生活に戸惑う。お約束でメイドさんがいます。姉妹メイドで和風と洋風、しかも両方美女という地球人類半数の夢が！？
遠野志貴（主人公）は、夕暮れの公園で金髪の外国美女に出会い……。
おい！ 何でいきなりバラバラにして殺してしまうんだ！？
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