戦え!夷皇島学園華道部
2007年3月23日 このライトノベルがすごい?ISBN:4840106312 文庫 すずき あきら メディアファクトリー 2002/09 ¥609
かつて軍の秘密研究所があったらしい南海に浮かぶ孤島、夷皇島。今は中・高・大・大学院と巨大学園となったこの島で、主人公・市ヶ谷馨一は終戦を知らずに眠り続ける機動兵器の電源を入れてしまう!ところがこのロボット、なぜか美少女型だったので始末が悪い。学園を牛耳る美少女だらけの生徒会執行部、そして生徒会に対立する、これまた美女ぞろいの華道部、ひいては島全部を巻き込んでの大騒動が始まった!学園アクションコメディミリタリー風味。
登場人物がある特定の方面にマニアックだし、出てくる武器が細かいと思ったら、この著者は鈴木ドイツでした。軍事ヲタがラノベまで書いてしまいますか……。中身はごく普通な学園ラブコメミリタリー物で、兵装が細かい点以外は目新しくも無いですが。
英才教育の殿堂? 夷皇島学園は日本の南に位置する島。かつては太平洋戦争を戦う拠点となった架空の島で、今は島全体が超難関の夷皇島学園となっているという設定。生徒会どころか島全体を掌握する生徒会長が目の仇とする発明部が、ほんの偶然か旧日本軍の秘密施設の秘匿兵器と出会ってしまう。そう、その秘匿兵器は、女の子の形をしていたのだ! ベタベタにお約束というか定番の展開だな。
旧日本軍特殊兵器キー550は、夏岡きっ子と名付けられ、生徒会会長の魔の手から護るために、発明部ごと華道部に匿われるのだが、後半、いきなり現れた謎の外敵に島が攻撃されて……。
このラノベは、実は作者が軍事ヲタで有名な鈴木ドイツ。
★★★
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