ISBN:4163256008 単行本 大道 珠貴 文藝春秋 2006/12 ¥1,800
ちょっと不思議な満々子さん。ワンピースのすそをひらひらさせてキャベツ畑で放尿したり、給食のおばさんになったり…。無重力なこころの放浪を描いた長篇小説。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。
大道珠貴初体験にして、いきなり萎えた。主人公が夜のキャベツ畑でアリにおしっこをかけて溺死させ悦ぶような、痛い女性だ。電波入った人でも若くて美人でメイド服でも着てくれたら許せるかもしれないところ、ただの中年女性だから、完璧に萎える。癌になった知り合いが出たら、自分も癌になるかもと思いワクワクしているし、病気の人やその家族が読んだら非常に不愉快になる事必至。
うーん、他の大道珠貴作品もこんな感じだと、匙投げそうだなぁ。雰囲気だけで、捻りすら無いから恩田陸よりもツマラン。
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