ISBN:4092903448 単行本 武者 圭子 小学館 2004/07/21 ¥1,785
14年ぶりに書き下ろされた最新作。ランドルたちの活躍で平和が訪れたブレスランドにウィルフリードという少年がやってくる。彼はランドルが学んだ魔法学校に入学するが、成績不良で退校させられていた。父親の男爵は、息子の才能を開花させてほしいとランドルに頼んで来たのだった。しかしウィルフリードが来てからブレスランドに邪悪な気配が忍び寄る。誰かが魔法をかけている。ランドルは謎を解く鍵はターンズバーグの魔法学校にあるとにらんで、ひさしぶりに母校に帰る。悪魔と結んでいるのは果たして誰なのか、ランドルの新しい冒険が始まる。後半部ではリースが北の国に赴き、10年に1度の歌の世界選手権に挑戦する。優勝が決まった瞬間にリースは氷の女王に声を奪われてしまう。

以前書かれた三冊に続く話。ゲド戦記みたいなつけたしではなくて、普通に続編となっていた。女王ディアマンテに仕える若き宮廷魔術師となったランドルだったが、またしても邪悪な何かが迫っているのを感じ取る。魔法学校で何者かが邪悪な魔法を使っていると思ったランドルは、母校へと赴く。

後半は、北の国から来たバスキナ王トルクに求められて、十年に一度開催される歌のコンテストに出場する事となったリース。またしても邪悪な魔力を感じたランドルは、同行する事にしたのだが、そこには邪悪な女王が待ち構えていた。トルクは王ではなく、真の支配者はナルニアで出てくる魔女のようなやつだった。

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