ISBN:4757712022 文庫 新井 輝 エンターブレイン 2003/08 ¥672
曲渓学園にも夏休みが。自由に遊べる時間!―のはずが、多可雄は、またもや母・静香に問答無用で拉致され、気づくと常夏の島へ。そこに追い討ちをかけるように多可雄の命を狙う少女・赤音が現れ、いきなり大ピンチに!?葵の水着姿やカウンセラーの穂香の登場で南の島も良いかもと思い直す多可雄だったが次の日、彼は想像を絶するトラブルに襲われることに!それでもナンデモ水着と危険がいっぱいの美少女わんさかコメディ第二弾、むにっと登場。

全五巻完結を目標としているようだが、これ以降進展が全く見られないのは気のせい? 詰め込みすぎで売れなくて打ち切りなのか? 何にせよ、このままだと非常に中途半端。

今回は夏の島。いきなり拉致されブラックゴーストとかいうスタンドのパクリとしか思えない超常能力を鍛えるべく、特訓させられることになる主人公の少年。またしても前半2/3も使ってドタバタ劇を展開、物語がちっとも進まない。敵対している異能力者集団の全貌も全く見えてこないし、夏の海を舞台に格闘娘の妹が命を狙ってくるし、さらには説明皆無である日目覚めたらいきなり主人公が女に性別変更されているし、そしたら命を狙っていたはずの妹キャラが実は百合な人で、今度は執拗に迫られまくる破目に……。相変わらず謎なままのメイドが話を脱線させまくるし、もう無茶苦茶。極めつけは、実の母親が正体を偽って登場すると、見た目同じなのに、話し方が違うのと白衣を着ていないという理由だけでアッサリと騙されてときめいてしまう、危ない少年少女。マザコン疑惑浮上。

最後のほう、敵が二人出てきて少しだけバトルが展開されますが、ちっとも盛り上がらない。作者、やる気無いだろ!? 続きはどうした? ジャンプ作品みたいに投げて終わりか!?
 
 
 
このラノベは、とりあえず母親が美女で若すぎ(笑)。
★★

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