ISBN:4569558461 単行本(ソフトカバー) 日比野 克彦 PHP研究所 1997/10 ¥693
「生きることとは、表現すること」―デビュー以来、既成概念にとらわれない軽やかで自由な発想から、常に「日常」に視点をおいたアートを展開してきた日比野克彦が、今度は「言葉」という作品に挑戦する。「身体記憶」「ズレ」「時間」など、数々の創作のテーマとなってきた事柄について、何を考え、何を表現しようとしていたのか。「表現する」とは、「感性」とは、そもそもどういうことなのか。ありきたりの日常を、新鮮な驚きにみちたワンダーランドへと導く一冊。

題名を見て「何だコレは?」と思ったのだが、8万文字で絵を描くという内容ではなかった。PCの二進数でも使って絵をデジタル化でもしてみるのかと思ったのだが、実際のところ、本書を作るために必要な、原稿用紙における文字数なのであった。

文系にも理系にも分けられない人々は何と言えば良いのか? 芸術系!? こういう方々の柔軟な思考は、凝り固まった頭を柔らかくしてくれるから心地良い。絵に絡んだ内容をエッセイ風味に仕上げている。気軽に読めるし、内容も楽しい。

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