バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
2007年9月5日 映画DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/04/08 ¥1,565
1955年に取り残されたマーティは、1885年へと旅だったドクのメモから、残されたデロリアンを発見する。そこにはドクの墓も。かくてマーティは、ドクを助けるため1885年へと向かうのだった。 「PART2」と一緒に作られたという、大ヒットしたタイムスリップ・シリーズ3部作の完結編。
1885年からの手紙で、鉱山跡に封印されたデロリアン号を発掘し、それで未来へ帰るように言われるマーティ。だが、鉱山付近にドクのお墓を発見、手紙を書いた直後にドクが殺されてしまう事を知ったマーティは、さらに過去世界へと飛ぶ事に。
過去へ飛んだ直後にインディアンの襲撃! 矢を撃たれて燃料タンクからガソリンが漏れてしまうのだが、デロリアン号を隠した穴は熊の巣だったから慌てて逃げ、転がって気絶。マーティを助けたのは、どうやらご先祖様。いつの時代でも出てくる人間が似ているのが、なんとなくドラえもん的で笑える。タネン一族はどの時代でも悪人だし。
ここでドクは運命の人に出逢う。馬が暴走して谷底へ転落するはずだったクララ・クレイトンを助け、恋に落ちる。ここでも、さりげなく歴史改変。ショナシュ峡谷は、女教師が転落した事により、マーティがいた時代にはクレイトン峡谷と呼ばれていたのだが、クララを助けた事でイーストウッド峡谷になってしまう。何でイーストウッドになったのかは、映画を観ればわかる。
この時代でタイムスリップに必要な速度を出すには、蒸気機関車を使うしかないという事で、列車強盗となるドクとマーティ。機関車部分だけを使い、前方にデロリアン号を配置、押して速度を得るという方法で未来へ戻ろうとするのだが、クララが追いかけてきたから、彼女を助けるためにドクが離脱。この時代でクリント・イーストウッドと名乗るマーティだけが未来へと。
未来世界へ戻った直後、列車が接近してきてレール上のデロリアン号を破壊、過去へ行く手段は失われてしまう。ドクを助ける術が無くなったマーティの前に出現したのは、蒸気機関車仕様の最新型のタイムマシン。中から出てきたのはドク、クララ、そして二人の子供達……。
評価:SA
すでに、この映画の撮影中にパーキンソン病の兆候が現れていたらしいマイケル。
病気がなければ、まだまだ力作が出てきたはずなのに、残念だ。
コメント