新機動戦記ガンダム W Endless Waltz 特別篇
2007年10月6日 映画DVD バンダイビジュアル 2002/01/01 ¥6,300
テレビシリーズ「新機動戦記ガンダムW」の後日談として発表されたOVAシリーズを元に、新作映像を加えて再構成した劇場版。従来の「機動戦士」シリーズとは異なる世界観を持ちながらも、ガンダムの名に恥じないハードなストーリー展開と、美少年キャラクターによって高い人気を博した作品でもある。アフターコロニー196年、戦争は終結し、地球圏統一国家が誕生した。が、マリーメイアを中心とする反乱軍の手により、再び平和は破られる。一度は手放したモビルスーツに乗り込み、ヒイロたちはまたしても戦地へと赴く。モビルスーツを武器とみなし、それを手放すまでを描く展開が新鮮に感じられる。演出面でも、劇場版ならではのイフェクト処理が実に素晴らしい。
夜中にやっていたので観てしまったが、これは本編観ていないと訳判らないだろうなぁ。うちの親がガンダムだからとよく判らずに録画していたが、途中で観るの止めてしまう気がする。
Wの完結編、若しくは後日譚といった感じだが、登場人物全ての役回りが非常にクサイ。元々フィクションであるにも関わらず、ヤラセが多量に混入したノンフィクション・ドラマを見せられたような気分になる。台詞もコテコテなので、これは笑うべき所なのか!?
最近のパワレルワールドガンダムには定番で出てくるシャアもどきな人が、マスク外して登場したので素顔が見えて良かったというのが、唯一の収穫か? それにしても、なんとなくカトル様に似ているぞ。大人になったらあんな感じになるのでは!? もしかして、お兄さん? そんな訳無いか……。どうでも良いけど、トレーズの娘がミネバもどきにしか見えない。
微妙評価な位置付けのWではあるが、聖闘士(或いは天空戦記でも良い)方式でやたらと美少年Gパイロットを出してきて、男の子アニメだったガンダムに腐女子層を大量に取り込んだ功績は、意外に大きいのではないかと思う。
評価:B
この日、新しいガンダムが始まった。主題歌がラルク、キャラ原案は高河ゆん……。そして、宇宙世紀でもアフターコロニーでもアフターウォーでもなくて、西暦!! なんとなく力が入っているのは判るけど、どうなる事か。「種」や「種死」みたいに転ばないで欲しいところである。
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