想いはいつも線香花火
ISBN:484022837X 文庫 一色 銀河 メディアワークス 2004/10 ¥578
炎術使い御火速霊流の宗家に生まれながら炎術を使えない優夜が、修行の先に送り込まれたのは三人の姉妹が暮らす高倉家。これはおいしいシチュエーションかと思いきや、優夜の姉匠となる長女の彩雲はヤンキーあがり、三女の美風は端から優夜に冷たく、唯一友好的なのは次女の美空だけ。それでもめげない優夜は、エッチな妄想を膨らませながら、今日も修行に励むのだった…。第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作家が放つラブ(?)コメディ。男子ごころをくすぐります。

シマシマはいい。乾いた心を潤してくれる。

これも酷いなぁ……。脳内エロ妄想全開の少年による独り語り状態で、ドタバタしているだけでちっとも内容が無い様系。特殊能力を使える一族という設定も、過度なドタバタに圧倒されてしまい、ちっとも生かされておらず盛り上がりもしない。

なんか、その辺の高校生が書いたような勢いだけの内容で、書いた本人だけが楽しんでいるのじゃないかと思いたくなる酷さ。まあ、続編が4巻まで出ているから、この暴走っぷりにハマった人は楽しめるのかもしれないけど。ちなみに、イラストは本物の女子高生(当時)が書いてます。ああ、なんかもうイラストだけでいいや。本文酷すぎ。やたら、別作品に依存したギャク鏤めているし、ファーストガンダムネタとか、今時の子供が食いついてこれるのか謎。
 
 
 
このラノベは、女子高生が描いた女子高生のシマシマで乾いた心を潤してくれる。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索