ISBN:4163688102 単行本 東野 圭吾 文藝春秋 2007/01 ¥1,260
なんだか意味深な書名だが、これでエッセイは最後にして、小説に専念するという意味合いらしい。ちなみにこれが5冊目のエッセイ。ほとんど著作を読んだ事も無いのに、いきなり最後のエッセイから始めて良いのだろうかとも思うが、最近の東野圭吾は人気あるから、図書館に帰ってきたのから手当たり次第に読まないと全然読めないので仕方が無い。
これは、ある程度読み進んだ人が手にすれば一層面白いと思う。ちょっと、エッセイというよりはファンムック的な内容が多いので。著者の人生を年表にしたようなモノや、今までの著作を解説する部分が含まれる。
それにしても、なかなか賞が獲れないから苦労している作家なのかと思いきや、結構順風満帆な作家人生を送っているではないか。1作目から乱歩賞の二次選考通過、2作目で最終候補、三作目で受賞とは!
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