ラ・ピュセル 光の聖女伝説 二周目はじめました。
2008年1月27日 ゲームVideo Game 日本一ソフトウェア 2004/10/21 ¥2,940
これまでのシミュレーションRPGとはひと味違った新機軸のシステムを備え、充実したシナリオと個性的なキャラクターが楽しめる本作。聖パプリカという架空の小さな国を舞台に、闇の王子が蘇るときに聖なる乙女が現れるという伝説を軸に、物語は展開していく。幼くして両親を失い、12歳で聖女会の悪魔祓い「ラ・ピュセル」となった主人公「プリエ」は、聖なるバトンで戦う16歳の少女。弟の「キュロット」や教育係のシスター「アルエット」たちと共に、次々と発生する事件に巻き込まれていくのだ。
初めて日本一ソフトのゲームを買った時は、何て強気な社名をつけているんだろうと思ったのだが、このメーカーのやり込み型ゲームは本当に「日本一」と断言して良い程、秀逸である。スクエニなんか、足元にも及ばない。実は、最初に買ったディスガイアがまだ終わってないんですけどね……。
これもまだ完全攻略は出来ていないのだが、とりあえずラスボスは倒せたのでレビュー。ちょっと口が悪い聖女会の少女プリエが、光と闇の戦いに巻き込まれていく物語。世界には光の女神ポワトリーヌと闇の堕天使カラミティが存在するのだが、闇の王子と光の聖女の間で何度も代理戦争が行われ、多くの人命が失われているのでる。
聖女会のラ・ピュセル達は、数々の事件を解決していくうちに、黒幕である聖母神教会の陰謀に気づいていく。宗教絡みですか! ファイナルファンタジータクテクスでも宗教勢力が敵だったな。宗教で人は殺せますが、救う事は出来ませんからね。
ストーリー部分で強制進行していく場合があり、後半からは結構急ぎ足。当初、やり込み型で作られてはいなかったため、ディスガイアと比べるとやや物足りない。遊ぶ時は2週目はじめましたと書いてある物を選びましょう。通常版だと、2週目に突入出来ません。ちなみに、データ互換性も無いらしいので、通常版のセーブデータは使えないようだ。
各話は行動によって、バッドエンドからスペシャルエンドまで分かれるが、全体通しての結末はひとつだけ。どう転んでも結果は変わらない。ストーリーの進行によって、仲間になるキャラが入ったり抜けたりしまくるので、全員揃った状態が存在しないのが、やり込みの障害となる。最後は全員揃っていて欲しかった。
主人公は、光の聖女になりたくて頑張る少女なのだが……。光の聖女になれねぇ! というか、光の聖女はそこにいるじゃないかっ!? そして、○○も……。2週目に突入すると、聖女会の神父が驚いた時の意味深いセリフがよく判る。
評価:85点
購入価格:1,980円くらい。
最初は2週目が無かったので、やり込み要素はディスガイア程ではない。
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