猫舌流英語練習帖 (平凡社新書093)
2008年1月27日 読書ISBN:4582850936 新書 柳瀬 尚紀 平凡社 2001/06 ¥714
あまりに原稿が書けない飼い主を見るに見かねた猫が、ついに筆を執った、もといキーボードを引っ掻いたという、漱石もビックリの英語入門書。猫だけに、「アイ・アム・ア・キャット」から始まるが、「いまさらアイ・アム?」と小馬鹿にする事なかれ。「吾輩」の手引きがあれば、これだけで、面白いほど英語が分かる。英語上達のポイントは、練習問題を飛ばさないこと。ぜったいの効能、請け合います。
新書になっている英語学習関連書籍は、役に立たず面白くも無い単なる読み物でしか無い場合が多いのだが、本書に限っては面白い。英語関連の本を出すような人は、自分の頭が良いからと、優等生にしか判らない言葉で書かれた独りよがり作品を仕上げがちなのだが、これなら馬鹿でも読める。
猫舌流なので、他の本みたいに熱くてやけどしたりしない。練習問題は飛ばさないこと。
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