アサヒビール大逆転の発想―真の経営革新とは何か
2008年2月5日 読書ISBN:4594027199 単行本 飯塚 昭男 扶桑社 1999/06 ¥1,500
シェアが一桁まで落ち、瀕死だったアサヒビールがいかにして復活したか。もし舵取りを失敗していたなら、アサヒビールという会社は消えていただろう。企業が存在するためには人、物、金の資源が必要となるが、最も大切なのは人であろう。人を使い捨てにするような暗黒企業は絶対に生き残れない。
しかし、人を抱えていても、それを上手く動かす事の出来ない企業は、宝の持ち腐れでしかない。人を動かせるか否かは、企業トップ次第だろう。住友銀行に支配された状態を悪く言う人間もいるが、樋口廣太郎達がいなければ、改革が成功する事は無かっただろう。
同時に読んだ『ビール戦争の舞台裏』という書物は、アサヒを揶揄するばかりの駄作であった。検索にすら出てこないので、書名のみここに書きとめておく。
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