ISBN:4592144066 コミック 萩尾 ノブト 白泉社 2008/3/28 ¥530

相変わらずおバカなエロコメディ。100式→相手に婚約者がいるので浮気してくれない、105式→相手が18歳未満なので育つまで不可、108式→相手の条件は満たしているが、108式が子供にしか見えないので相手にしてもらえない。このように、全員が寸止めなのは変わらず。

予告編にあった通り、アメリカからルーシーMark?というライバルが到来、しかし三姉妹以上におバカ仕様だった。いかにもアメリカンだが、奥ゆかしさ皆無なので、きっと日本では売上は伸びないだろう。

それにしても、このレベルの人形が出てきたら日本は滅びると思う。生身の人間が勝っているのは、生殖能力があるという一点だけ。そして、その長所は子供が欲しい夫婦以外だと、短所になってしまう件。

もはや人類に勝ち目は無い。早くアキバ博士が100式シリーズを開発して、日本の少子化に止めをさしてもらいたいところである。

コメント

kaj
kaj
2008年5月31日10:29

もう一点だけ、長所があると思いますよ♪
体感時間は別として、客観的に同じ時間の流れを過ごし「老い」て「死ぬ」事ができるというヒトには当たり前で、そうでない者には...どうなってるか判らない「終焉」を必ず迎えられるという事かな?

りーすりんぐ
りーすりんぐ
2008年6月1日6:45

確かに、「死なない」という状態は、遺される側としては短所かもしれないですね。ロボなりアンドロイドなりが出てくる作品だと、人間のほうが先に寿命が尽きるのが王道パターン。もし看取る存在に攻殻機動隊のタチコマの様な“ゴースト”が宿っているとしたら……。

「終焉」というのは、神を信じる者にとっては通過点でしかないけれども、私のように何も信じていない側にとってはピリオドでしかない訳で……。もし輪廻なり来世なり天国なりがあったとして、オールクリアされてしまう以上、それはデータが消失してしまったPCの中身と同程度の価値しかないような気が……。

それにしても、もし「終焉」の向こう側に何も無いとしたら、人類どころが宇宙全てを含めて、かなり無意味な事をやってしまっている気がします。遠い未来においては、銀河団質量まで成長した巨大ブラックホールすら、それ以上何かを取り込む事が出来なくなり、徐々に蒸発して、後には何も生み出さない宇宙の熱死が訪れ……。まあ、たかが数十年でいなくなる者が、一兆年以上先の結末を考えたところで、それこそ無意味でしょうが。

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