雨の塔

2008年6月11日 読書
ISBN:4087748960 単行本 宮木 あや子 集英社 2007/11 ¥1260
四人の少女たちが織りなす愛と孤独の物語。資産家の娘だけが入れる特別な学校に「捨てられた」四人の少女たち。閉じた空間で生まれる愛情、執着、嫉妬。濃密で危うい感情の行く先は――。大人のための"少女小説"。

家同士を繋ぐための道具となる良家の子女が入れられる、隔離された学園が舞台。外界の情報とも遮断された場所で、雨の塔と呼ばれる寮に住む女子学生達の百合物か!? しかし、淡々としすぎで物語に起伏が無いし、ちっとも盛り上がらないまま終わってしまう。「花宵道中」みたいな出来栄えを期待すると、大きく裏切られる。

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