ISBN:4152089237 単行本 COCO 早川書房 2008/5/23 ¥1050
早川さん、帆掛さん、岩波さん、富士見さん、国生さん、おなじみ本オタクの面々がくりひろげる、本と読書の日常と非日常。お値段そのままでマンガ大増量! ハッキリ申しましてかなりお得です。

オールカラーのマンガであるが、侮ってはいけない。これは本読みのためのマンガであり、普段マンガしか読まないような人々が100%楽しむ事は出来ないだろう。ネタがネタだけに、ちょっとは読書もします的な人ではなくて、ヲタ濃度が高ければ高いほど、真価を発揮するタイプのマンガになっている。

全ジャンル網羅するような活字中毒ならば、文句なしにお勧め。SF者、ホラー者、ラノベ者あたりも、それぞれの守備範囲で反応出来るだろう。新キャラにてん子というのが出てくるが、正式名称Tindalosと書いてあると思ったら……。なんか、人外まで出てくるようになったね(笑)。

それにしても、かなりディープなネタが鏤められている。この作者は凄い! 作者自身がSF者でホラー者でラノベ者で文学者でなければ、ここまで広範囲にネタを入れられないだろう。かなりの量を読み込んできたのだと思う。

小さい子みたいなティンダロスの猟犬が、風呂場でダゴン人形を使って遊んでるシーンは笑える。ラストの過去改変は、あれっ? 目から汗が……。

コメント

kaj
kaj
2008年6月17日5:59

これに関しては、キムタク主演のドラマシリーズのバーのマスターのノリで一言だけ。

「あるよ〜」

りーすりんぐ
りーすりんぐ
2008年6月18日1:37

すみません。毎回決まった時間に番組を観るのがどうも苦手で、キムタクに反応出来ません……。「あるよ〜」という台詞は、一度だけ見たような気がするのですが。ガンダムすら、S、SD、00と三回も挫折してます。

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