ISBN:4062750848 文庫 高里 椎奈 講談社 2005/05 ¥700
見たところ二十代後半の爽やかな青年・座木(通称ザギ)、茶髪のハイティーン超美形少年・秋、元気一杯な赤毛の男の子リベザル。不思議な組み合わせの三人が営む深山木薬店は探偵稼業が裏の顔。だが、もっと驚くべきことに、彼らの正体は○×△□だった!?謎解きはあくまで本格派をいく第十一回メフィスト賞受賞作。
薬屋探偵妖綺談シリーズ1作目。
これは……。シリーズになっていて、14冊超えているから面白いのかと思ったが、文章が舌っ足らずな感じで読み難い。地の文はまだしも、キャラの会話文が相当酷い。会話だけで見るとラノベの駄目なもの級に酷い。山田君を少しマシにした感じである。
妖怪探偵という目新しさも、怪異絡みもあまり無いままに淡々と物語が進むので、上手く活かされていない。しかも、三人とも男なので、ショタ好き腐女子なら悦びそうだけど……。
我慢して読み進めたら、面白くなって来るのだろうか? とりあえず、いきなり三冊も借りてしまったけど、どうしようか悩む。
コメント
私自身は「新青年」的な意味合いで広義のSF(SもFも色んな単語の頭文字)は嫌いでは無いので大丈夫でしたが♪