ISBN:4901142534 単行本 三辺 律子 アーティストハウス ¥1,680
秘密の廊下と隠された部屋と大きな大理石の暖炉がいっぱいの古い家で暮らしてみたい。いつもそう夢見ていたルイスは、ある日気づくと、まさにそんな家の中にいた。両親が死んで、おじのジョナサンの豪邸で暮らすことになったのだ。そのうえ、この大柄で優しいおじは魔法使い。ルイスはうれしくて思わず椅子の上でぴょんぴょん飛び跳ねたくなるほどだった。だが、喜んでばかりはいられない。なんとこの家の前の持ち主は邪悪な魔法使いで、家の壁のどこかには世界の終わりに向かって時を刻む時計が埋め込まれているという。ハロウィーンの夜にルイスが偶然死者を目覚めさせると、時計の音は急に大きく速くなる。大変! このままでは世界最後の日が迫ってくる。早く時計を止めなければ!

いじめられっ子なデブ少年が主人公でパッとしないなぁ。交通事故で両親を失い孤児となったルイスは、一度も会った事のないおじさんに引き取られる事になる。たどり着いた先に待っていたジョナサンおじさんは普通じゃなかった。魔法が使えるのである! 隣に住んでいるおばさんも! 

ルイスも魔法を使ってみたりするのだが、ある夜、死者を蘇らせる魔法を使ってしまい、邪悪なモノが戻ってきてしまう。だが終盤まで対決しないし、対決もアッサリすぎるから盛り上がらないのが難点だ。

これ、最近の作品かと思ったら1973年に出版されていたのには驚いた。

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