ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭
2008年10月31日 このライトノベルがすごい?ISBN:484011501X 文庫 兎塚 エイジ メディアファクトリー 2006/02/24 ¥609
才人がある日突然『召還』されてしまった異世界ハルケギニア。使い魔として、ご主人様のルイズとともに参戦したアルビオンとの戦いは、ひとまず連合軍―ルイズたちが勝利を収める。すっかり戦勝ムードでアルビオンとの決戦に備える連合軍だが、才人は先日の戦闘のことを引きずって元気がない。ルイズは才人を励まそうと、ちょっぴり大胆な振る舞いもしてみるが、才人は上の空。ルイズは拗ねてしまい、そんな彼女に才人は「俺ふられた!」と思いこみ、またも関係はこじれてしまう。そこへ、超美少年のロマリアの神官が現れる。ルイズは才人への反発から神官に思わせぶりな態度をとりはじめ…。異世界使い魔ファンタジー、波乱の第7弾。
虚無の魔法による陽動作戦で、浮遊するアルビオンに橋頭堡を築いた連合軍。制空権を失った敵軍は、またしても薄汚い作戦を展開する。とことん悪役に徹してくれますな。
新たな美形キャラ登場で、二人の間も溝が深まり、お互い腹を立てたままケンカモードに。ルイズにはロマリアの美形神官、サイトには店ごとやって来たシエスタが絡んで来る。ギャルゲーみたいに同格じゃなくて、御主人様と使い魔状態だから、シエスタは当て馬だというのがすでに確定しているのだろうけど、個人的にはシエスタのほうがお勧め物件だろう。料理洗濯掃除が出来て胸も大きい。ルイズの特典は身分が高いだけだからな。身分狙いなら、むしろアンリエッタ女王の方が胸も……。
それにしても、敵ボスが実は……だったり、意外なところで第三勢力が介入したり、突然の反乱で侵攻作戦失敗、ルイズが死にも等しい殿(しんがり)を命じられたり、それを助けるために使い魔がバンザイアタックと、何かと起伏が多い転換点となっている。
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