ゼロの使い魔 9 双月の舞踏会
2008年11月1日 このライトノベルがすごい?ISBN:4840117071 文庫 兎塚 エイジ メディアファクトリー 2006/09 ¥609
才人は使い魔として異世界に『召還』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いで、可愛い魔法使いのご主人様・ルイズと離ればなれになってしまったが、ようやく再開を果たした。前よりもお互いの距離が近くなったように感じ、ルイズは自分の気持ちに素直になりたいと思う。だが、才人を助けてくれた少女ティファニアやシエスタの存在が気になってぎくしゃくしてしまい、うまくいかない。そんなこんなで表面上は変化のない関係を保ちつつ、才人たちがトリステインに戻ると、今度は女王アンリエッタまでが才人を特別扱い!?大混戦の恋模様の一方、見えざる敵はじわじわと動き始め…。異世界使い魔ファンタジー、第9弾。
戦争を始めた神聖皇帝は滅びたが、より大きな陰謀を企てる者の手駒にすぎず、実は雑魚であった。ゼロの使い手は全部で四人いて、その使い魔も四人存在するらしい。そして、その敵はタバサとも因縁深かった。暗愚の振りをしてはいるが、実は強敵なのかもしれない。
その筋からの命令により、サイトと戦わなくてはならなくなるタバサ。ゼロの使い手として連れ去られかけるルイズ。政治経済面はいい加減な部分が多いけど、ストーリーは結構考えて組み立てているみたいである。
それにしても、ルイズとメイドだけでなく、女王まで絡んできて……。そんなモテモテなら、もう地球には戻らなくても良いのでは? 最後の方、あの人が出てくるね。生きてて良かった!
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