ゼロの使い魔 10 イーヴァルディの勇者
2008年11月1日 このライトノベルがすごい?ISBN:4840117667 文庫 兎塚 エイジ メディアファクトリー 2006/12 ¥609
才人は使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いの後、ご主人さまであるルイズとともに学院に戻った彼は、女王アンリエッタから騎士に任命される。誰かに必要とされることで、才人は次第に「こっちの世界でみんなの力になりたい」という思いを強くしていく。ルイズは、態度こそ今までどおりに邪険にしながらも、「サイトが一番幸せになる方法」を考え始めるが、敬愛するアンリエッタまでが才人を英雄視していることで、自分が才人に好かれているという自信が持てないでいた。一方、タバサは母を救い出そうと、単身母国ガリアへと向かい―。大人気の異世界使い魔ファンタジー、第10弾。
一人で敵に立ち向かうタバサ。だが、敵側に控えていたのは強力なエルフ。スクエアクラス魔法すら通用せず、先住魔法の前に敗れ去る。
魔法学校にいるサイト達の所へ、囚われたタバサの助けを求め、空から落ちてくる謎の裸娘。話し方が変なので、その正体は一瞬で判りますが。女王の許しを得られなかった一行は、強行突破して隣国へ潜入、今までで最強の敵と対峙するのであった。
だんだん、ギャグ部分が少なくなってまいりましたな。ここから先は、エルフも絡んできそうだけど、この物語では、エルフが砂漠に住んでいるので、違和感がある。諸国とエルフの敵対構図が、地球におけるイスラム帝国とキリスト教圏のせめぎあいを、エルフに置き換えただけなのも、似合わなくて妙な感じだ。
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