学らぶ―わがままなポニーテイル
2008年11月4日 このライトノベルがすごい?ISBN:4829637374 新書 黄支亮 フランス書院 2002/03 ¥950
「暇そうだね、ツカジュン!」風薫る校舎の屋上、優しくそよぐポニーテイル。「隙あり、キックッッ!」そして僕の背中に炸裂する彼女の真空飛び膝蹴り。―高校三年間、ずっと僕のそばにいてくれた草加ちづるをはじめ、忘れがたい十一組の仲間たち。黄支亮&みさくらなんこつ、ライトHノベルズ史上、最強のコンビが贈る学園らぶストーリー決定版。
これは、エロゲーのノベライズでしたか……。オムニバス形式でまとまりに欠け、ストーリー展開も強引かつご都合主義すぎる。これはもう、悶々とした高校生が勢いだけで書いて後悔していないネットエロ小説クオリティ。みさくらなんこつの絵だけで釣っている感じ。「最強のコンビ」が組んで、何でこんなものが出来上がったのか謎である。
でも、酔っ払って馬鹿になってるクラスメイトをおんぶして送らされる羽目になった少年が、背中にゲロゲロ攻撃された後の展開には笑った。
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