バスジャック

2008年11月22日 読書
ISBN:4087747867 書籍 三崎亜記 集英社 2005/11/26 ¥1365
あの『となり町戦争』に続く衝撃作! 話題のデビュー作に続く注目の第2作。バスジャックブームの昨今、人々はこの新種の娯楽を求めて高速バスに殺到するが…。表題作他、奇想あり抒情ありの多彩な筆致で描いた全7編を収録。

題名が嫌な感じなので躊躇したのだが、ネオ麦茶事件を彷彿させるような内容ではなく、やはり妙な話だった。この作者は妙な物語を考えるのが得意だが、文体が淡々としすぎで設定厨っぽいところが多くて微妙。これは短編集なので、表題作以外にもいろいろ入っているのが良い。

表題作の「バスジャック」は、バスジャックが認められており、様々なルールのもとに乗客参加型で行われるという妙な物語。バスジャック初デビューの人々が乗っ取りを試みるが乗客の抵抗で失敗、しかしその後で……。

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