本書では、インフルエンザウイルスの「遺伝子」に注目した最新の研究成果から、その巧妙な生態と新型出現の謎、流行のメカニズムを解き明かす。

新書でやるには内容がハイレベルで、インフルエンザウイルスの構造や増殖メカニズム等、かなり詳しいところまで載っている。程度が高い分、読み手を選ぶだろう。医学部の学生あたりなら問題無いのかもしれないが、一般人が読むには内容を理解するのに苦戦する。

難しい事も結構書いてあるので、レセプター結合領域の構造みたいに、専門的で理解し難い内容は、素直に読み流す方向で(笑)。出版時期が古いため、新型インフルエンザに関しては、本書だけでは足りないと思う。

渋茶や紅茶に含まれる物質、エピガロカテキンガレート(緑茶)、テアフラビンジガレート(紅茶)がウイルスを不活性化するので予防に効果があるらしいが、ミルクティーにしてしまうと効果半減! 予防に効果があるだけで、発症してしまうとお茶飲みまくっても手遅れデス。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索