硬質の肉体と意志をもつ新しい時代の「セックス・シンボル」として、80年代のアメリカに颯爽と登場したマドンナ。若者の絶大な支持を受けながら、その過激すぎる歌とパフォーマンスで常に社会の男たちに挑戦状を叩きつけてきた意味とは何か。レーガン大統領率いる保守政権の誕生とそれに伴うフェミニズム運動の停滞、バブル経済到来による拝金主義・拝物主義の蔓延―マドンナとその生き方が象徴する「時代」と「アメリカ」を読み解く。

彗星の如く出現し、あれほど入れ替わりが激しい米国芸能界に不動の地位を築いたマドンナと時代を分析する。こういうのは適当な事ばかり書いた三流ゴシップ本が多いのだが、これは単なるマドンナ本ではなく、裏事情まで含め、徹底して分析している。

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