すべては一杯のコーヒーから
2008年12月25日 読書米タリーズ会長を“アポなし”で突撃訪問、日本展開のライセンスを獲得。28歳で銀座に1号店を開業、店に泊まり込んで1日20時間働き、様々な工夫と人材の発掘で急成長を実現。会社設立後3年2ヶ月、スターバックスに先がけ、飲食業界最速で株式上場を達成!タリーズコーヒージャパン起業物語。
タリーズコーヒージャパンを立ち上げた青年企業家の物語。本国ではタリーズなど弱小勢力にすぎないかもしれないが、日本国内においては、スターバックス相手に結構健闘していると思う。一号店出店時の徹底した張り込み調査、規制に阻まれ妨害を受け、初期の駄目社員が働かなかったりと、ドラマは尽きない。
某所には関係者らしき者の逆恨みレビューも掲載されているが、駄目な部分に関して具体例を挙げずに貶している方が大人気ないと思う。確かに急拡大するベンチャー企業には様々な歪みが生じるだろう。ならば、第三者が見て納得の行くような例を挙げて本書に反論して欲しい。ただの文句を読まされても全く参考にならない。
帯の「金なし、コネなし、普通のサラリーマンだった男」というのは言いすぎだと思う。三和銀行に入行している時点で普通ではなくエリートだし、コネや金も暗黒企業とは比較にならない程付いてくると思うぞ。
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