エデルブロイのハイプリーストから依頼されたのは、ドラゴンラージャの資質を持つ少女の捜索だった。納得できないフチだったが、身代金を用意するためには、捜すしか道はない。仲間たちも協力を約束し、一行は決意をかためた。ネリアの提案で、盗賊ギルドを訪ねることになったフチ。だがそこには、おそろしい罠と意外な人物が待っていた。血ぬられた首都バイサスインペル。ひとりの少女をうばいあう壮絶な抗争がはじまる。

活動期に入った危険なクリムゾンドラゴンを制御するために、ドラゴンラージャとなる素質を持つ赤毛の娘を探す事になるのだが、侯爵家も同じ事を考えており、対立しそうな雰囲気に。

しかし、侯爵家の血筋は見つからず、探索途中、ネリアと主人公が盗賊ギルドに捕らえられてしまう。ギルドの黒幕は意外な人物で、侯爵家からある書物を奪って来なければならなくなる。

侯爵が敵かと思いきや、意外な相手が敵となった。しかし、一行の行動により陰謀が暴かれてしまい、国家の反逆者に。ブラックドラゴンに要求された身代金を用意するための旅から、どんどん話が大きくなる。国家規模の陰謀や危機に巻き込まれまくりだ。

今回は、侯爵を騙すために主人公フチ少年が赤毛の娘に女装するのだが、しっかり見破られているのが笑える。2巻分引っ張って、まだ侯爵家の娘が出てこないのだから、赤毛で正体不明のネリアが一番怪しいと思うのだが……。

それにしても、とことんテーブルトークRPGっぽいファンタジーだ。これ、本当は小説じゃなくてD&Dのリプレイじゃないのか!?

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