1988年夏、中国の名門大学に進学した2人の学生、梁浩遠(りょう・こうえん)と謝志強(しゃ・しきょう)。様々な地方から入学した学生たちと出会うなかで、2人は「愛国」「民主化」「アメリカ」などについて考え、天安門広場に行き着く――。
大学のキャンパスで浩遠と志強が出会った「我愛中国」とは。同窓の友人たちとの議論や学生生活を通して、現代中国の実像を丹念に描きつつ、中国人の心情がリアルに伝わってくる力作です。物語の後半では日本も登場し、国境を越えるダイナミックな展開から目が離せません。衝撃の前作『ワンちゃん』から半年、スケールアップした新鋭の最新作です。

第139回芥川賞受賞作。

文章が所々おかしいのに芥川賞を受賞してしまい、相当叩かれている感じであるが、賞以前の問題で、青臭い青年のショボい物語を読まされてもちっとも面白くない。文章力自体は、もっと訳判らない変なのにも受賞させているのだから構わないとして、この退屈な物語はもう少し読めるようにならなかったのか……。

民主化に系統した青年が、大学に入学するも酒に酔って暴れて退学。その後は鳴かず飛ばずで駄目人生まっしぐらであるが、自業自得なので同情の余地無し。地に足着いていないのに、民主化の波に洗脳されて人生台無し。この主人公は青臭くて反吐が出そうになる。

夢も希望も無いし、主人公が勝手に転落ショボ人生。どこかの誰かは金儲けで成功したり、あっさりと転向して体制側で甘い汁啜っていたりするのがやるせない。

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