少数派の代弁者にすぎない共和党が、平等な中流社会を壊して格差社会を築き上げた驚くべき方法とは?世界が注目する経済学者が急遽打ち出したアメリカの病根への処方箋。

完訳ではなく、削られている部分があるのがちょっと不満。

事例がアメリカで、国家による健康保険制度が存在しない点など、日本と異なる部分は多々あるのだが、病巣の根は同じだと感じた。格差は自然発生的に出来上がったのではなく、為政者の都合でシステムを弄んで意図的に作り出された物である。アメリカは奴隷制度の弊害が今なお残されているといった感じであるが、日本までアメリカ化されて行き、敗者復活戦が無い事でアメリカよりもうんこな国になっているのはどうよ!?

結局、アングロサクソン型資本主義の国は全部駄目という事で。日本、アメリカ、イギリス、どれも酷い国じゃないか。人間としての尊厳を保つためには、やはり西洋型(イギリスを除く)のセーフティネットがある社会じゃないと駄目なのだろう。問答無用の競争主義でも良いけど、それなら出自による格差を是正しないと! 産まれる前から親や先祖の敗北によってペナルティがつけられているのは不味いだろう。せめて教育や健康に関しては平等にしてもらわないと。

日本も西洋ではなくアメリカを真似て、コイズム路線以降、この格差型社会を作って来た訳だが、「小泉さんなら何とかしてくれるぅ♪」なんてほざいていた馬鹿どもが、今になって文句言うのはどうかと思う。今現在、虐げられている人々、貧乏人、派遣切られた人、負け組……。まさか自分を虐げる悪の組織に投票してないだろうな!? 自分で自分の首〆てる奴らは、自業自得だと思う。

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