系外惑星

2009年3月13日 読書
1995年、はじめて太陽系外に惑星が発見された。この発見は、太陽系惑星を中心に組み立てられてきた惑星形成理論を大きく変更させることとなった。現在、最もエキサイティングで、さまざまな発展の可能性を秘めた本分野の魅力と研究の到達点をあますところなく解説する。

常識で考えたら、他の恒星系にだって普通に惑星くらいあるだろうと思うのだが、思っているだけでは駄目で、そこに惑星が存在するという証拠が必要となる。という訳で、かつては太陽系みたいな状態は稀有かもしれないという、奢りとしか思えないような説まであった訳だが……。

近年、他の恒星系で次々と惑星が発見されて、周囲に惑星が廻るという状態はありふれたものとなりつつある。従来の予測では考えられないような内側軌道に巨大ガス惑星があったり、妙な楕円軌道を描くものもあったりと、新たな発見がある度に従来の理論と常識が揺らいでいる。それにしても、まだ火星にすら手が届かないのに、他所の星まで見えるのには感心する。

難解な計算式だらけなので、数学に強い人間じゃないと、半分も理解出来ないのが残念。

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