娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた…。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録。日本中、150万人を感涙の渦に巻き込んだ空前のベストセラー作品集にあらたな「あとがき」を加えた。第117回直木賞を受賞。
第117回直木賞受賞作。
読了した筈なのに、データが無いので少しだけ。実は、かなり昔に読んだので、内容があまり思い出せない(汗)。鉄道員と書いて、ぽっぽやと読ませる。なんとなく、ヤンキー言語みたいな無理やり感。
長編かと思ったら、表題作を含む短編集だった。なので一編が短く、映画化もされて有名な「鉄道員」はすぐに読み終えてしまう。しかし、短くても心に響くものがある。売るためにダラダラと引き延ばすジャンプコミックやラノベとは、やはり一味どころか一桁違う。
映画のほうは、広末涼子はどうでも良いが、高倉健が渋くて良かった。
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