不思議なことにニュートリノは左巻きスピンのものしか発見されない。この世界と「鏡の中の世界」との対称性の破れに密接にからむ「弱い力」のなせるわざだ。物理学者を悩ませ続けた「弱い相互作用」の複雑なしくみをわかりやすく解説する。

少し前まで、ニュートリノは仮説上の粒子だったし、実際に発見されてからも、ほとんど何にも干渉せずに地球を突き抜けてしまうほどの存在なので、質量の有無すら分からなかった訳だが、スーパーカミオカンデのように巨大な設備を造って様々な事が分かってきたようである。

ニュートリノには質量がある。という事は移動速度は光速より遅く、右巻きのスピンも発見されなければおかしい事になる。何で左巻きスピンばかりなのか? それは、神が左利きだから、クセが出てしまっただけなのか?

ニュートリノも捉えられるようになって来たのだから、そのうちヒッグス粒子とか超対称性粒子とか重力子とかも見つかるのかね!? SFに出てくる超光速粒子タキオンに関してはハーバード大学の教授が存在を否定していたけど……。

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